取扱説明書やカタログ、ホームページなどにテクニカルイラストが必要な時、社内にイラストレーターがいない場合にテクニカルイラスト制作会社や個人のテクニカルイラストレーターに依頼することがあると思います。
その際にどのようなイラストを描いてほしいかという設定を記したものがイラスト指示書です。
イラスト指示書なしで依頼をすることもできますが、作成後に思ったものと違っていたりサイズや色、線などがばらばらだったりして修正工数が余分にかかってしまうトラブルが起きがちです。特にインターネットでの依頼は注意が必要です。
コストを抑える、良い品質のイラストを作ってもらうためにも「イラスト指示書」を作って依頼しましょう。
イラスト指示書の主な内容
- イラストデータの形式(アドビイラストレーター形式、画像形式など)ai、eps、jpg、png、psdなど
- イラストサイズ(ウェブで使用する場合はピクセル単位、印刷の場合は解像度を指定する400~600dpi程度)90㎜×60㎜~
- イラストデータのファイル名(日本語でもいいですが、文字化け等のリスクを避けて英字+数字が無難)
- 線幅(全て同一の線幅で描くか、太、細の2種で表現するか。強調ポイントのみ太くするなど。)太1.0pt、細0.3pt~
- 線色(モノクロかカラーか)黒、ポイント部ピンクで2色~
- 可能ならば希望するイラストサンプルを添付するとイメージが伝わりやすい。(線の細かさなど)
- 納期(希望納期、相談しましょう)
このように指示書にまとめておくと更新などで修正や追加する時に同じ仕様で依頼できますし、依頼先が変わった場合も引き継ぎに困りません。
エクセルで作ったイラスト指示書サンプルです。ダウンロードしてご自由にお使いください。
PDF版はこちら
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