機械系イラスト(テクニカルイラスト)の手法に写真トレースがあります。
図面やCADから描く投影図法(アイソメトリックやトリメトリック)は
パーツカタログや分解図、組立図に使われますが、
透視投影図法は物体を見たとおりに描く図法で表紙や手順図(取扱説明書)によく使われます。
透視投影図は作図して描く方法もありますが写真があれば、
それをトレースして描くのが一般的でコストも抑えることができます。
そういうわけで、テクニカルイラストレーターは写真トレースのスキルが重要になります。
写真トレースを描いていると、それを見た子供にイラストレーターなのに
なぞっているだけじゃんと言われてしまいますが
ただ、なぞっているだけではありません。
線の取捨選択を行い重要部分を際立たせたり、ぼかしたりと白黒の線画で立体感を出す
テクニックとセンスが必要です。
それに加えて、プロとしてやっていくにはスピードも求められます。
トレースと侮るなかれ、アドビイラストレーターの操作経験者でも
合格ラインのイラストが描けるようになるまでに(速さも含めて)半年はかかります。
当社では写真トレースを月に200~300枚描いておりエキスパートが
揃っていますので安心して発注いただけます。