製造業の製品説明や営業資料、Webサイトなどでは、写真や2Dイラストだけでは製品の形状や動きを伝えにくい場合があります。 そこで活用できるのが、製品を立体的に見せられる3DCGです。

今回は、ロボットアームを題材に3DCGイラストを制作しました。 実際の製品案件ではありませんが、製造業向けの製品説明や技術資料で3DCGをどのように活用できるかを想定して制作したサンプルです。

ロボットアームの3DCGイラスト 制造業向け製品説明CG
ロボットアームをモデリングして制作した3DCGイラスト

ロボットアームを3DCGで制作

今回のCGでは、産業用ロボットアームをイメージし、ベース部分、アーム、関節、先端のグリッパーまでを3Dで作成しています。

形状を立体的に作っているため、一度モデルを制作しておけば、カメラの位置を変更して別の角度から画像を書き出すことができます。 2Dイラストの場合は構図を変えるたびに描き直しが必要になることがありますが、3DCGでは同じモデルをさまざまな用途へ展開できることが大きな特徴です。

3DCGは「1枚の画像を作る」だけではありません。
同じ3Dモデルから、製品カタログ用、Webサイト用、営業資料用、説明動画用など、複数のビジュアルへ展開することができます。

製造業の製品説明に3DCGが向いている理由

機械や装置などの工業製品は、外観写真だけでは構造や機能が分かりにくい場合があります。 特に内部構造、部品同士の位置関係、可動部分などを説明する場合、3DCGとの相性は良いと考えています。

任意の角度から製品を見せられる

3Dモデルがあれば、正面・側面・斜め上など目的に合わせた角度から画像を作成できます。 「この部分が見える角度にしたい」といった変更にも対応しやすくなります。

実物では撮影しにくい構図を作れる

大型の機械や設置済みの設備、撮影スペースが限られる製品では、希望する角度から写真を撮れないことがあります。 CGであれば、実際のカメラでは入りにくい位置からの視点も作ることができます。

内部構造や動きを説明できる

外装を半透明にして内部部品を見せたり、特定部品だけ色を変えたり、分解した状態を見せたりすることも可能です。 そのため、単なる製品外観だけでなく「どのような構造になっているか」「どの部分が動くのか」といった説明にも利用できます。

2Dイラストと3DCGは使い分ける

すべてを3DCGにすればよいわけではありません。 取扱説明書のように情報を簡潔に伝える用途では、線画やベクターイラストの方が見やすい場合もあります。

一方で、製品の立体感や質感を見せたい場合、複数のアングルが必要な場合、さらに動きまで見せたい場合には、3DCGが有効です。

例えば次のように使い分けることができます。
  • 取扱説明書・作業手順 → 線画イラスト
  • 部品構成の説明 → 分解図・アイソメ図
  • 製品の外観・特徴説明 → カラーイラスト・3DCG
  • 内部構造の説明 → 透過CG・断面CG
  • 動作や機構の説明 → 3DCGアニメーション

CADデータがある場合は3DCG制作にも活用できます

製品の3DCADデータをご支給いただける場合は、そのデータをもとにCG用のデータを作成できる場合があります。 ゼロからモデリングするよりも、実際の製品形状を反映しやすいのがメリットです。

ただし、設計用CADデータはそのままCGに使用できるとは限りません。 不要な内部部品を整理したり、ポリゴン数を調整したり、材質や色を設定したりといったCG用の調整が必要になることがあります。

3DCGからアニメーションへの展開も可能

ロボットアームのように動きのある製品では、静止画だけでは伝わりにくい情報があります。 3Dモデルを利用すれば、関節を動かしたり、アームの動作を見せたりするアニメーションへ発展させることもできます。

例えば、製造設備の動作説明、機械の操作手順、製品の機構説明などです。 営業展示会やWebサイト、社内教育資料などでも、短いアニメーションを入れることで理解しやすくなる場合があります。

さらに、WebGLなどを利用して、ブラウザ上で製品を回転させたり、ボタンを押して部品を表示・非表示にしたりするインタラクティブなコンテンツへ展開することもできます。

3DCG制作で大切なのは「何を伝えるか」

3DCGはリアルに作り込むほど良いとは限りません。 製造業向けの説明ビジュアルでは、写真のようなリアルさよりも「どの部分を見せたいのか」「何を理解してもらいたいのか」の方が重要な場合があります。

クリエイトサポートでは、取扱説明書やサービスマニュアル向けのテクニカルイラストを長く制作してきました。 そのため3DCGについても、単に立体モデルを作るだけでなく、説明する内容に合わせて見せ方を考えていきます。

このような3DCGイラストに対応します

機械・装置・工業製品を中心に、製品説明に使用する3DCGイラスト制作をご相談いただけます。

  • 産業用ロボット・ロボットアーム
  • 工作機械・製造設備
  • 自動車・機械部品
  • 製品カタログ用CG
  • 営業資料・プレゼンテーション用CG
  • 製造業Webサイト用イラスト
  • 製品内部を見せる透過CG
  • 機構や動きを説明する3DCGアニメーション

写真、図面、CADデータなど、ご支給いただける資料に応じて制作方法をご提案します。 「3DCGにした方がよいのか、2Dイラストの方がよいのか分からない」といった段階でもご相談ください。

製造業向け3DCG・製品説明イラストのご相談

機械・装置・工業製品の3DCGイラスト、製品説明図、アニメーションなどの制作についてご相談いただけます。
写真・図面・CADデータなど、現在お持ちの資料を確認したうえで制作方法をご提案します。

制作について相談する

Related Images: